マイクロプロセッサ・アーキテクチャ入門―RISCプロセッサの基礎から最新プロセッサのしくみまで
中森 章

定価: ¥ 2,310
販売価格: ¥ 2,310
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おすすめ度:

発売日: 2004-06
発売元: CQ出版
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費用対効果が素晴らしい
レビューをしている方の意見を参考にして、
私もこの本を購入した。一通り読んだところ、
参考にした意見は、間違っていなかったと確信した。
なぜならば、本の内容がわかりやすく素晴らしかったからだ。
また、この本に☆5をつける理由の一つとして、
値段が安いことが挙げられる。
この手の本は、3000円を超えるのが主であるのに、
この値段で、この内容の濃さを実現できている点を評価したい。
よくできている
大変よくまとまった本だと思います。
導入部が易しいが、急に難しくなる本が多い中、
この本はそんなことは無い。
プロセッサの歴史(ここはあまり興味無いが)から最新技術まで
広い範囲をカバーしている。各技術に対して、作者の評価があり、
理解の助けになる。
作者は各方式の問題点指摘と一般的傾向も示してくれているので、
自分でもCPUが作れそうな気分になれるのがまた楽しい。
友人の紹介で入手したが、友人の感謝である。(作者にも!)
辞書として使える本
CPUアーキテクチャの百科事典のような本である。
PCでおなじみのPentiumMやHammerコア、PowerPCにCrusoeにわずかながらEfficeonも登場する。
話の中にはPSP用チップも出てくるなど、現行の最新情報に対応した数少ない本だ。
もちろんそれだけではなく、MIPS系やSH、ARM、AlphaといったCPU全般も古典から最新まで網羅しているし、リコンフィギュアラブルプロセッサまで言及している。あとはベクトル型プロセッサやスパコンにもふれてあれば完璧だった。
私の知る限りこれだけの現実的な情報を網羅したCPUの本はこれしか知らない。
本文もけっして平易で上手いとは言い切れないが、専門技術書の中では読みやすくかかれており、初学者でも入りやすくなっており、CPUに関して知りたい人にとって一読する価値があると言い切れる。
私の主目的はTransmeta関係だったのだが、正直予期せぬいい買い物であったと思っている。
ただし、実際の技術的な面はともかく、この本全体に明示的かつ非明示的に筆者の主義主張がちりばめられており、技術的な事実と著者の感想が融合してしまっている部分も少なくない。
特に、「RISCが素晴らしい!!」という主張は繰り返し繰り返し現れ、さすがに気にかかる。
(私としてはRISCもCISCも他の方式も同レベルにあって、それぞれ各CPUはそれらを取り入れながら、独自に切磋琢磨しているものであって、各CPUはRISCでもCISCでもないと考えているため。)
それらを受け流せるかどうかが、この本をきちんと読めるかどうかの鍵になっているような気がする。