対称型マルチプロセッシング技術―CPUの基礎知識からSMPの活用
宇野 俊夫

定価: ¥ 3,360
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発売日: 2001-08
発売元: エーアイ出版
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一般のPCの世界でもDualプロセッサなどのマルチプロセッサマシンがあるが、サーバーの世界では、ハイエンドともなれば数十から数百のCPUを搭載したマシンがある。もちろん、CPU1個のマシンよりはCPU2個のマシンのほうが性能は高くなるし、1つのCPUが破損してもシステムがダウンしないようなスケーラブルな機能を実装することも可能となる。しかしこれらの技術は、ハード、ソフト両面について連携が必要なデリケートな面を持っている。 本書は対称型マルチプロセッシング(SMP)についての解説書だ。CPUの基礎知識、マルチプロセッサの基礎知識、SMPの実装、SMPとソフトウェア、アプリケーションとSMP、そしてクラスタについて解説されている。ハードとOSについては、ユーザーが手を入れることは事実上ほとんどできないが、アプリケーションレベルではチューニングの余地が出てくる。本書ではワークステーション、ファイルサーバー・プリンターサーバー、データベースサーバー、インターネットサーバーについてSMPを効果的に使用するためのチューニングが解説されており、SMPを搭載したマシンでこれらのサーバーを構築している人には参考になるだろう。 SMPはプロセッサベンダーやOSベンダーなどに依存する部分が多く、あまり技術的な解説書は出ていなかった。本書はSMPについて最新のハードウェアからOS、アプリケーションなどすべての方面から解説した稀少な本である。SMPについて詳しく知りたい人にはおすすめの1冊だ。(斎藤牧人)
読みにくい面もあるが一読の価値あり
他の方がおっしゃっているように、タイトルと内容が必ずしも一致していない。ただ、前半部分のCPU基礎解説は、これを省略するとSMPの話を理解できなくなる可能性が高く、やはり必要だと思う。全体としては、他著にあまり見られないテーマを取り上げた、貴重な書籍だと思う。
やや雑誌調の記述で、話が前後しているところもあり、読みにくい面があるのが難点である。また、最近の技術文書でよく見かける単語の中では、MCM (Multi-Chip Module) に関する説明がないところが惜しい点である。
なお、ベクトル型スパコンへの著者の郷愁がにじみ出ているところもあるが、これについては感想が分かれるところであろう。
期待外れ
看板に偽りあり。 副題の方が本の内容を表している。