CPUの機能の説明 <補足:各部の名称2>
バーチャライゼーション・テクノロジー(VT)
バーチャライゼーション・テクノロジーはインテルによって開発された技術で、日本語では「仮想化支援技術」と呼ばれます。
はじめに「仮想化」について簡単に解説すると、複数のオペレーティングシステムを1つのPC中で実行させる技術のことであり、従来は仮想化用のソフトウェアによってこの技術は実現されてきました。
CPUにおける仮想化支援技術は、従来のソフトウェアのみによる仮想化技術に対して、よりレイヤーの低いレベルでのサポートを実現させ、セキュリティーや相互運用性などを上昇させます。
主要な仮想化のプロセスの殆どがシリコンで実行されます。それ故に導入が容易で、仮想化の際の仮想パーティションの設定もより厳密に行うことが可能になります。
CPUのウイルス防御機能
従来ウイルス防御機能はウイルス対策ソフトウェアをパソコンにインストールして使用する形態のものが一般的で、インターネット上の脅威からパソコンの身を守るためには、ウイルス対策ソフトウェアをPC上にインストールする必要がありました。
しかしこの作業は、ウィルスソフトのインストール作業自体の手間と、大抵のウイルス対策ソフトウェアは有償であることから、コストの面でも投資をする必要がありました。それならば、「CPUそのものでウイルス対策ができたら楽なんじゃないか」という思想の元に生まれた技術が、CPUのウイルス防御機能です。
このCPUのウイルス防御機能については、まだまだ新手の技術なので対応しているCPUの数が多いとはいえませんが、ウイルス対策ソフトをインストールする手間を軽減させる意味でも今後重要視されていく技術になっていくでしょう。
このように日々様々なCPUの性能向上に関する技術が生まれては、CPUの性能はどんどん向上していきますので、CPUを選ぶ際は各機能を比較して、CPUの性能が自分の望むものであるかどうかをチェックする必要があります。
とはいえ、あまりにマニアックな技術については、多くの一般ユーザにとっては普段の用途でパソコンを使用する場合はほとんど影響してこないため、一般人がそこまでCPU選びにナーバスになる必要はありません。
