ハードディスクの物理的な破損とは?

ハードディスクの故障は大きく分けて論理障害と物理障害の二つがあります。

 

論理障害は機械的には全く不具合はないがOSなどのソフトウェアの不具合や、ハードディスクのマスターブトトレコードなどの部分の不具合で内容が見えなくなる故障です。

 

この場合は原因にもよりますが、OS等の不具合ならOSの修復や再インストール、マスターブートレコードなどの不具合ならメーカーが配布している物理フォーマット用のツールを使うなどすれば、中のデータは消えますが元通り使えるようになる場合もあります。

 

それに対して物理障害は文字通り物理的な故障、どこか部品が壊れたといった故障です。
物理故障のよくある原因は「内部の部品の経年劣化でベアリングやヘッドやディスクなどが消耗し故障する」「電源ケーブルの挿し方が悪くチップが焼ける」「落としてしまった、起動中に強い振動や衝撃を与えてしまった」といったところです。

 

ハードディスクはパーツの中でも特に衝撃には弱く、どれだけ丁寧に使っても稼動部の消耗は防げないためいつかは必ず壊れるパーツです。

 

データはディスクに記録されている

 

ハードディスクは見た目から中々想像しにくいですが、中に1〜5枚のディスクが入っており、保存されるデータはそのディスクに磁気で記録されます。

 

ディスクの他には、ディスクからデータを読み書きする磁気ヘッド、ディスクを回すモーター、ハードディスクをコントロールするチップとメモリ類などがあり、それぞれハードディスクの動作には欠かせない物になりどれか一つでも壊れれば正常に動作しなくなります。

 

しかし、動作しなくなっても、データを記録しているディスクさえ無事ならば、データは保持されたままになります。

 

データ修復の専門業者

 

理論上は故障した部分を取り替えてたり、ディスクだけを同じ製品の他のハードディスクに移し変えればデータを読み出せるようになるのですが、ハードディスクほどの精密機器になると個人では不可能です。

 

しかし、データ復旧を専門としている業者ならば不可能ではありません。
物理的に故障したハードディスクからもデータの復旧をしてくれます。

 

場合によっては、ディスクのデータを記録する一部が破損していても、他の無事な部分からのデータの復旧ならできる場合もあります。
物理障害だけでなく論理障害からのデータ復旧も行っている業者もあります。

 

ハードディスク以外にもフラッシュメモリなどの記録媒体でも対応してくれる業者もあります。

 

注意点としては、必ずしもデータが復旧できる訳ではないことと、費用がそれなりに掛かる点には注意が必要です。
また、データを復旧する業者であって、ハードディスクなどを修理する業者ではありません。